札幌市の概要
日本最北の政令指定都市である札幌市は、北海道の政治・経済・文化の中心地として知られ、人口は約195万人。日本で4番目に人口を擁する都市として知られています。世界的に有名な「さっぽろ雪まつり」が開催される大通公園や、100年以上の歴史を持つ「狸小路商店街」、日本三大歓楽街「すすきの」などがあり、一年を通して多くの観光客が訪れる観光地としても有名です。また、札幌市は世界中から多くの留学生が集まる大学都市としても有名で、教育都市としても日本の重要な都市となっています。
札幌市の歴史
北海道は、1869年に開拓使が設置されるとともに札幌の建設が始まりました。判官・島義勇(しまよしたけ)は、円山地区の丘からはるか東方を見渡し、まちづくりの構想を練ったといわれています。1875年には、最初の屯田兵が移住。人々は札幌建設計画に基づいて、鉄道を敷き、産業を興して、道都・札幌を築きました。1922年の市制施行以来、近隣町村との度重なる合併・編入によって、市域・人口を拡大してきた札幌市は1970年に人口が100万人を突破します。1972年には日本最北の政令指定都市となり、札幌オリンピック冬季大会を機に札幌は大きく成長し、現在に至ります。1950年に始まった「さっぽろ雪まつり」や1992年から開催されている「YOSAKOIソーラン祭り」は、国内外でも人気のイベントとなっており、近年では観光都市として世界中から注目を集めています。